この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
構造化データについてご存知でしょうか?
数年前、この業界に入るまで、オスカーは知りませんでした。
そこで、サイト運用始めましたが、SEO会社から「ランキングあげるために、構造化データ入れましょう」といわれました。
そのあと、いろいろありまして、対応することをやめました。
その構造化データとは直接関連はしていないですが、最近海外のSEO ABテスト会社ーSearchPilotから興味深いケーススタディーが発表されました。
今日はそれについて共有したいと思います。
本題に入る前に、まずSearchPilotはだれ?という方に、少し紹介します。
簡単に言うとSEOのサービスを提供している会社で、専門領域はSEOでのA/Bテストです。
ABテストをたくさん実施してきて、定期的に一般発表もしています。
詳しくはこちら:SearchPilot
そのSearchPilotですが、今回ABテストで価格情報を追加してみた、という内容でした。
ECサイトではできるだけ多くの情報を検索結果ページ(SERP)で表示することをベストプラクティスとして、推奨されています。
今回の AB テストはこの推奨事項が本当に正しかったのかを含めての検証でもありました。
冒頭で少し話しましたが、タイトルタグではないですが、構造化データにも価格情報を入れることができ、それによって検索結果ページに表示することが可能になる、という機能がございます。
テストの結果は構造化データには直接関連しませんが、見える情報が一緒なので、参考価値の高いテストであると思いながら発表内容を拝見しました。
今回のケーススタディ結果では、タイトルタグに価格を追加したことで、とあるECサイトのオーガニックトラフィックが15%減少しました。
トラフィック減少の原因について、下記の要因があるとみられています。
この結果を見たとき、構造化データ使ってもタイトルタグでも結局検索結果に価格表示していますので、①ではないかなと思いました。
②に関しては仕方のないことですが、もしそうだった場合、価格を結果に表示しない方がよさそうだと思いました。
クライアント様にSEO対応はもちろんおすすめしますが、構造化データも1つの検討事項です。
ただし、構造化データを導入しても必ずしも全項目適用する必要はありません。
Webディレクター(または運営担当者)としてはSEO会社の言うことを鵜呑みことなく、適切な提案が必要です。
今回の場合は、SEOランク上がっても、SERPによって逆にトラフィックが減少するリスクがあることを認識してもらう必要があります。
以上、ご参考までです。
お役に立てれば幸いです。