この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
今日は最近のSEO情報を共有したいと思います。
「data-nosnippet」に関連するABテストです。
「data-nosnippet」はご存知でしょうか?
とても便利な機能ですが、今回のABテストではあまりいいお知らせにはなりませんでした。
「data-nosnippet」を使用しているサイトは今回をきっかけに一度見直しを実施したほうがいいかもしれません。
"data-nosnippet"をご存知でしょうか?
Googleが提供された属性の1つで、SPAN、DIVに使用することで検索結果に表示しないようにすることが可能になります。
data-nosnippet HTML 属性の使用について
サイトで有益な情報を盛り込んでいて、サイトにアクセスしてもらい、ランディングページで読んでいただきたいのはもちろんです。
その有益な情報を誤って、検索結果ページで表示してしまうと、結果ページを見ればよいとなってしまい、SERP競争に負けてしまいます。
このことを防げてもらう機能として、”data-nosnippet”属性です。
”data-nosnippet”を利用し、BODYを非表示させます。
それによって、結果ページではBODYの内容を表示することができなくなり、meta descriptionsの内容を強制的に表示させることを可能にしました。
Google超優しいじゃん。
そんな中、最近のABテスト検証情報によりますと、現実はそんな優しくないことが判明しました。
今回のABテストは、海外で有名なSEOプロであるEmily M Potterのもとに実施されました。
この検証によりますと、BODYに対して”data-nosnippet”を使用した場合とそうでない場合を比べて、
data-nosnippetを使用する場合、事前トラフィックは3%ほど減少する傾向があることが判明しました。
みんなさんは”data-nosnippet”を使って、変な内容を検索結果に非表示しているかもしれませんが、
ただ、その同時に、GoogleBotなどのROBOTにBodyを見せないことによって、情報自体がGoogleに渡していないのではないか?とオスカーは推測しています。
渡していないということは、隠された内容で如何にSEO対策、キーワード調査を盛り込んでも意味がないということになります。
3%か…と思いながら、結果を眺めていました。
サイトによってさほど気にするところではないかもしれませんが、大型サイトの場合、直接に売上に影響するものでした。
”data-nosnippet”使って、トラフィック3%下がって、有益な情報をサイト内に確保するか。
”data-nosnippet”使わず、表示されることを、PRの一部としてみるか。
の取捨選択ですね。
とはいっても、Googleのスニペットでは最大250文字になっていますので、それ以上の文字コンテンツを用意しているのであれば、一部表示されても問題ないはず。
むしろ、250文字だけ有益情報で、残りのコンテンツがスカスカでしたら、それこそ問題ですね。
”data-nosnippet”について、そしてそれに関連したABテストについてシェアしました。
”data-nosnippet”を使用しているサイト、特にBODY全体に使用するサイトは、気を付けた方がいいかもしれません。
今日も見ていただきありがとうございます。
お役に立てれば幸いです。
それでは。