国によってオーソリのタイミングが違っていた!海外案件対応では注意しましょう!
POINT

この記事は、以下のような人にオススメです。

  • ECで海外案件をこれから受注しようとしている人
  • ECディレクションにおいて海外と日本の違い情報を獲得したい人、など…
オスカーの似顔絵

こんにちは!Webディレクターのオスカーです。

仕事の関係で海外EC案件を担当させて頂いております。
海外でECを立ち上げや、海外クライアントの日本EC立ち上げが多いです。
同じECサイトと思いながらやっていると、案外にも違うところが多くて、注意しなければなりません。

今日はそんなたくさんある中でもよくあるのはオーソリに対する認識です。

オーソリについて

まず、オーソリについておさらいします。

オーソリはつまり、オーソリゼーションのことで、英語はAuthorizationです。

ECサイトでお客さんが購入する際にクレジットカードを利用したとします。
その場合、カードの利用額には反映しますが、本決済は実行されていない、この「利用中」の状態のことをオーソリ、または信用照会といいます。

オーソリを取得したあと、実際商品が発送する時点で、本決済を実施される。
というのが、日本のECサイトでは常識でございます。
さて、この常識はどこまでも通用するのかというと、そういうわけにはいきません。

国や場所によってオーソリのタイミングが違っていた

色んなところの担当者に同じことを説明したことがありますが、感覚としまして、ヨーロッパの方はオーソリというシステムは理解できそうですが、
台湾、香港のベンダーさんからはなかなか理解頂けないところがございます。

「クレジットカードを使用した瞬間で決済しているのが普通」だそうです。
先方様のところでECサイトを立ち上げるわけですので、郷に入っては郷に従え、その通りに対応しました。

自社のシステムはまぁ自由度高めということもあって、リクエスト通りにオーソリの取得と本決済の実行を同時処理されるように調整しました。

その後…

これで解決!と思ったら、そこから色んな問題が派生して参ります…

受注取った後に、欠品とか…出荷前にキャンセルしたいとか…

本決済したからで、返金しないといけない…出荷していなくても売上は計上しないといけない等々…

振り返ってみたら、色々頑張ったなと思いました。

おわりに

常識の違いとかで色々苦労することもありますが、そこでWebディレクターの価値があるとオスカーは思っています。

本日もブログを見ていただいてありがとうございます!

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それでは。

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