雑談カラム - オスカーはなんて日本にいる
POINT

この記事は、以下のような人にオススメです。

  • オスカーに興味ある人
  • 海外移住について興味ある人
  • 人生の考え方について参考を探している人、など…
オスカーの似顔絵

こんにちは!オスカーです。Webディレクターやってます。
「オスカーはなんて日本に来たか?」よく聞かれます。今日はその話したいと思います。

簡単に自己紹介しますと、香港出身で、何年か香港で働いていて、今日本に来て、正社員として働きながら、ブログやツイッターやっています。

理由は性格と戦略

では早速本題に入りたいと思います。
理由としては、性格と戦略です。
オスカーは「楽して生きたい」という性格で、その性格が故に考えた戦略です。

孫子の言葉に「是故百战百胜,非善之善也;不战而屈人之兵,善之善者也。」があります。
解釈はみんなそれぞれですが、オスカーは「戦わずして勝つ」になれば最高じゃないか、と勝手に解釈しています。
となれば、どうすれば戦わずにして勝てるかというところです。
オスカーが考えたのは、たった一人しかいない自分を作ることです。

香港は弾丸の地と呼ばれ、世界地図にはシャーペンの一点にもならない大きさなのに、人口748万です(2022年データ)。
つまり、競争率が無駄に高いです。
大学にも戦う、就職にも戦う、昇進ももちろん戦わないといけない環境ってわけです。

オスカーの競争力はどうなん?というと、普通人、並の人間です。
まったく勉強できないってわけではないですが、上位の人と比べると歯が立たないぐらいです。

これからたくさんの人たちと一生競争していく人生を考えば、ただただ働いでつまらない人生としか思いつかないわけです。
何か虚しくて悲しい。。。

そこで、どうすれば戦わずにして勝てるかを考えるのです。「たった一人しかいない自分を作る」プロジェクトが始まったのです。

香港では、普段広東語をしゃべって、学校で英語と中国語を学んでいます。
そのため、英語と中国語をペラペラしゃべれるようになったところで、優れた人にはなれず、そこはようやくみんなと同じスタートラインに立てるぐらいです。
だから、もう1つの言語を学ぼうと思いました。

当時、外資企業で働くといいよという中で、外資企業というのは、英語圏の企業か日本企業です。
みんな英語しゃべれるならば、私は日本語を勉強しようと思ったのです。
それをきっかけに、中学校4年生(日本でいうと高校1年)から日本語勉強を始めました。

ちなみに、高校卒業して、大学進学しようと思ったのですが、やはり競争率が高くて、無理でしたので専門学校に進学しました。

そのまま専門学校を卒業して、仕事探す頃には、オスカーは日本語能力試験2級(旧制度)の資格を持っていました。
仕事を探すときは日本企業と日本語スキルを求める企業を中心に探しました。
大学卒業してもなかなか仕事見つからない中、オスカーはすぐに就職できました。

自分が戦う土俵を用意して「戦わずして勝つ」

ここまで話して、もうわかって頂けたと思います。
人と同じ土俵で戦うのではなく、自分が戦う土俵を用意することで、戦う前から相手を消しているんです。
自分の競争力を高めるのではなく、競争率を下げれば、チャンスは自ら来る。

こうやって独自の価値を作りながら、5年間香港で働いて、日本語能力試験N1級(新制度)の資格を取得して日本へ飛びました。

結局、なんて日本に来たのか

それは土俵をさらに小さくしたいと思ったからです。
私は香港生まれで、当たり前ですが、周りには香港人ばかりです。日本に来て、日本人の中にいる香港から来た人がいると、珍しい人になるわけです。
そこで、独自性が生まれるわけで、あとはいかにそれを生かして、アピールことを考えるだけで、生きてきました。

この戦略を人生のベースにしてきて、少なくとも今まで、職で困ったことはありませんでした。

おわりに

この人生の戦略、日本の方にも使えると思います。

今はグローバルな世界になっていて、外国へ行くのはより簡単な時代になっています。
生まれてきて、普通に勉強して、いい仕事を見つけて、楽しい人生過ごせるかたももちろんいらっしゃると思います。
もし、「このままだとつらいな」と思う方がいらっしゃれば、土俵を変えてみるのはいかがでしょうか?

以上でオスカーの一存でございます。
お役に立てれば幸いです。

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