この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
今回はサイト内検索データの調べ方についてお話します。
Google Analytics 4(GA4)への移行に伴い、サイト内検索データの分析がますます重要になっています。
もしあなたのサイトに、検索機能がある場合、ユーザーが何を探しているかを知りたいと思いませんか?
ユーザーが何を求めているかを理解することで、サイトの改善やコンテンツの最適化が可能になります。
この記事では、GA4 を使用してサイト内検索データを発見し、ユーザーのニーズに応える方法を解説します。
ぜひ、最後までご覧いただけますと幸いです。
進む前に、お断りしておきたいことがあります。
サイトにたどる直前にGoogleなどの検索ツールで入力されたキーワードを探している場合、このブログでは話していません。
このブログでは、ユーザーがあなたのサイトにアクセスした「後」、(サイトの検索機能を利用した場合、)どんなキーワードを検索で入力しているかを中心にお話いたします。
サイト内検索は、ユーザーがサイト内で特定の情報を探している際に使用する重要なツールです。
これを分析することで、以下のようなメリットがあります。
GA4では特定の「クエリパラメータ」が利用された場合、「サイト内検索」であることを判断します。
デフォルトでは「q,s,search,query,keyword」、この5種類で、URLにこのパラメータを使用された場合は「サイト内検索」とみなします。
ちなみに、「オスカーの学習帳」の検索機能では、「/search?query=クリエ」、”query”を使っているため、「サイト内検索」としてカウントされます。
有名CMSの「wordpress」の場合、検索機能は「/?s=クリエ」になっていますので、一般的には特に何もしなくても、GA4を導入すれば「サイト内検索」のデータが集計されるはずです。
もし検索結果ページに使用しているパラメータが上記の5種類に該当しない場合、以下の手続きが必要です。
これで事前準備は完了です。
レポートで見るパスは以下になります。
これはリアルタイムの結果が見えますが、「ある期間」中にどんなキーワードで検索されたのか、というデータを取得できません。
search_termを確認するためにはいくつかの方法があります。
その1つはsearch_termをカスタムディメンションとして設定することです。
関連記事:カスタムディメンションについて
手順は以下の通りです。
上記の設定適用するのに24時間前後かかりますので、翌日になってから下記のページへ確認しましょう。
「レポート」> 「エンゲージメント」⇒ 「イベント」⇒「view_search_results」
こんな感じで表示されます。
DebugView、FCP、TTFBなどのニーズがあることがわかりますね。
FCPやTTFBの記事書いていないので、考えてみよう!
あ」」ってなんやね(笑)
こちらの方法が一番早く確認できます。
上記の内容でサイト内検索データの取得方法がわかったと思います。
次に、上記のデータからどんな部分を注目すべきかをお話しします。
上記のポイントを押さえつつ、以下のように具体的な改善アクションに繋ぎます。
サイト内検索データを分析し、適切な対策を講じることで、SEO 効果を高めることができます。以下はその具体例です。
サイト内検索データを活用することで、SEO 効果を大幅に向上させることができます。
内部検索クエリを分析し、キーワードの最適化、ユーザーエクスペリエンスの向上、コンテンツギャップの埋め、定期的なコンテンツリフレッシュを行うことで、検索エンジンからの評価が高まり、より多くのユーザーを引き付けることができます。GA4 を活用して、サイト内検索データを最大限に活用し、サイトのパフォーマンスを向上させましょう。
今日も読んでいただきありがとうございます。
少しでも役に立てれば幸いです。
それでは。