この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
今回は「直帰」について話したいと思います。
数か月前まで、GA4には「直帰率」という数値はなくなった。
しかし今、「直帰率」は復活しました。ただし、今までの「直帰率」とは違っていた。
ここで、GA4ではどのように「直帰率」を計算しているか、今までのGAとどこが違うのか、そしてレポートに追加する方法を説明します。
内容はもりたくさんですので、最後まで読んでいただけますと幸いです。
GA4において、直帰とは、訪問者がエンゲージ(エンゲージメント)しなかったページまたはセッション、という。
そして、エンゲージメントとは、以下のいずれかの条件を満たした訪問者のこと、という。
上記3つのうち、いずれか該当した場合、そのセッションは「エンゲージ(エンゲージメント)した」といいます。
逆に言いますと、上記3つの条件、いずれも該当しなかった場合、(GA4では)それが「直帰」といいます。
GA4では、「エンゲージメント率」という指標があります。直帰率はその逆指標で、以下の計算式で計算できます。
100% ー エンゲージメント率 = 直帰率
ところで、「1つのページで10秒以上滞在」するだけで、エンゲージメントと見ていいのでしょうか?
少なくとも、オスカーはそう思わないです。せめて30秒、もしくは60秒以上滞在したユーザーをエンゲージメントと見た方がいいと思います。
変更したい方は以下の方法っをご参照ください。
この変更はサイトの直帰率を高めてしまうかもしれませんが、この方が「正しい数値」と考えられます。
「直帰率」はデフォルトではレポートに表示されません。
以下に「エンゲージメント」⇒「ページとスクリーン」レポートですが、「直帰率」は指標に含まれていません。
追加するのに、以下のステップが必要になります。
改めて「エンゲージメント」⇒「ページとスクリーン」レポートを開くと、下記のように「直帰率」が表示されます。
上記の設定は「ページとスクリーン」レポートだけではなく、「集客」⇒「トラフィック獲得」レポートにも同じように追加は可能です。
もしあなたのサイトがGAからGA4へ移行中、もしくは単に両方のプロパティを持っている場合、2つのプラットフォームのデータを比較しないでください。
定義や計算方法も違っているからで、数字は一致しません。
GAでは、「直帰」と見るルールは以下の1つのみです。
このルールはGA4と同様ですが、他の2つのルール、
は見ていません。
何度も言いますが、GAとGA4での「直帰率」を比較してはいけません。
永遠に一致しません。
もしこの内容が良かったらぜひ職場・友たちで共有してください。
今日も読んでいただきありがとうございます。
少しでも役に立てれば幸いです。
それでは。