この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
2023年2月15日にGoogle Search Centralのリンクに関するドキュメントに新しいコンテンツが追加されました。
Link best practices for Google
↑更新されたのは英語版です。
2月17日現時点では日本語版が更新されていないことが確認できています。
リンクをクロールできるようにする
この記事では、ドキュメントの変更点および今までの考え方への影響について説明します。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
本題に入る前に、まず「リンク」がSEOにおいてどんな役割を持っているかについて、少し触れます。
Webサイト内、ページ移動する時使うのは「リンク」です。
「リンク」はページ移動することを実現すると同時に、ページ間の関係性をも示しています。
SEOにおいては、この「ページ間の関係性」をGoogleに認識させることがとても重要です。
そのため、「リンク」を正確に表現させ、Googleのクローラに認識させる必要があります。
サイト内移動の場合、リンクをクローラに認識させることによって、「内部リンク」として認識させ、ページ間の関連性を示すことが可能になり、順位(ランキング)上昇にもつながります。
ページの移動を実現するため、方法は色々あります。
<a>タグ(アンカータグ)は基本ですが、もできるし、JaveScriptを使う場合もあります。
Googleが推奨している方法として、
の2つの方法です。
以下の方法では、Googleは、解析できるかもしれませんが、推奨していません。
そして、hrefの中には正常なURIでなければなりません。
以下の方法では、Googleは、解析できるかもしれませんが、推奨していません。
ここまでの内容は今までドキュメントにもあった内容ですが、ここで1つ注意点があります。
今までのドキュメントの中では、JavaScriptの記載は、「たどることができないリンク」、「解決できないURL」としていますが、
最新のドキュメントでは、Googleは「解析・解決」しようとする、処理できる可能性もあるという記述になっています。
それでも、<a>タグ(アンカータグ)の一般的な使い方を推奨しています。
ここからは新しく追加された内容です。
アンカーテキストはリンク先がどうなっていることをGoogleに伝えるのに重要な手がかりになります。
アンカーテキストは<a>タグ(アンカータグ)の間に配置しているテキストを指し、以下のように設置すれば、Googleは正常にクロールされます。
アンカーテキストが空になっていることはよくないとされています。
それでも、なんらかの理由でテキスト入れられないのなら、<a>タグ(アンカータグ)に"title"属性を使いましょう。
もし<a>タグ(アンカータグ)は画像を囲んでいる場合、"title"属性を使わなくても、画像の"alt"属性にちゃんと説明すればよいです。
「常識じゃん」って思われるかもしれませんが、今まで記載されてなかったものをドキュメントに反映されたこと自体はとても意義あることと考えられます。
上にも話したように、アンカーテキストを配置する目的は、リンク先の情報をGoogleに伝えるためです。
この役割を正確に伝える「良いアンカーテキスト」になっているかが1つ重要なポイントです。
これらはよくない例です。
クリック、読む、ウェブサイト、記事などは単純な動作だったり、タイプ名詞でしかありません。
リンク先の内容について触れていないので、この場合、Googleにリンクの意図は伝わりません。
上記の場合、リンク先は「○○のヒント」についてのページであることがしっかり伝わるので、いい例になります。
のように、アンカーテキストが非常に長い場合もよくないと説明されています。
これをよくする場合、
リンク先をズバッとまとめて説明できる部分のみを囲めばよいです。
どれぐらいが長いでしょうか?
Googleは具体的に何文字は話していません。
「自然に記述し、リンク先のページに関連するすべてのキーワードを詰め込みたいという衝動を抑えてください (キーワードの詰め込みはポリシー違反なので覚えてください)。」といいます。
要するに、「常識的に考えてください」ということですね。
また、こういう例もよくないです。
上記の場合、<a>タグ(アンカータグ)を隣り合わせしていますが、改善として、
<a>タグ(アンカータグ)の間に文字を挟みましょう。
記事を豊かにするため、外部サイトに多くリンクしているかもしれません。
内部リンクのアンカーテキストを最適化することで、ユーザーはもとより、Googleからもあなたのサイトをより理解しやすくなるし、回遊率も上がるだろう。
1サイト内にあるページですので、まったくリンクがないページはあり得ません。
しっかりソースを読み、ユーザーに豊かな内容を提供しましょう!
こういう感じに(笑)
SEOブラシュアップ:Googleはページに表示されないコンテンツでも重要度は同様に扱う
今日も見ていただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。
それでは。