この記事は、以下のような人にオススメです。
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
担当ではないですが、クライアントさんからpage_viewイベントにパラメータを追加できるかと聞かれたそうです。
なるほど、確かにいろいろ独自のパラメタをパスできたら便利かもですね。
いろいろ調べてみましたので、ぜひ最後まで見てください。
カスタムパラメータとは、デフォルトで収集されないパラメータのことで、サイト側に独自生成し、GA4にパスすることで、取集できるようになっています。
以上に含まれていないパラメータをGA4に送る場合、カスタムパラメータといいます。
早速、調べてみました。
Google先生より以下のヘルプがありました。
[GA4] 自動的に収集されるイベントにカスタム パラメータを追加する
page_view
イベントを無効して、改めてpage_view
イベントを用意するpage_view
イベントがGA4がデフォルトで発火してくれる自体はとっても便利で、その機能を無効にして、あらてめて自分で作るのはやりたいことと違うのでスキップ。page_view
イベントとは別でpage_view2
イベントを作ってそのイベントにパラメータを設置する。page_view
イベントだけでなく、すべてのイベントもそのパラメータを追加する。page_view
イベントだけでなく、scroll
イベントやuser_engagement
イベントなども同じパラメータをつけることになるということですね。というわけで、3番目の対応方法に決めました。
今回、「オスカーの学習帳のブログページだけ、トピックを送信する」ことをしたいので、パラメータを送信する方法を調べました。
これはeコマース対応した時と同じ、データレイヤー (DataLayer)で送ればOKでした。
今回はとにかく簡単にしたいので、サイトに直書きします。
以下が例です。
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({
'blog_topic' : 'Web制作'
});
</script>
データレイヤーを設置できたら、まずページで確認しましょう。
今回使ったツールはChromeの拡張機能です。
こちらはChromeストアへのURLです。
dataslayer拡張機能
詳細はこちらの記事でご確認ください。
DataLayerの調べ方
このように、パラメータと値が表示されればOKです。
「オスカーの学習帳」はGTMでGA4と繋いでいます。
なので、このパラメータもGTM経由で送る必要があります。
あとは、「タグ」も保存して、「公開」するだけです。
不安な場合は、一度「GTMプレビューモード」で確認しましょう。
これから、GTMプレビューモードと連動して、GA4のDebugViewでパラメータが渡しているかを確認します。
DebugViewをご存じない方はこちらの記事を合わせて見てください。
DebugViewとは
これで「送る」ことは完了しました。
レポートに見るには、GA4「カスタムディメンション」として認識してもらう必要があります。
これで、ディメンションの設定も完了しました。
しかし、これだけだと便利ではないので、GA4の「探索機能」でレポートを作りましょう。
こちらの「探索機能」だと、より自由なレポートを作成できるようになっています。
今日はpage_viewイベントにパラメータを追加して、さらにカスタムディメンションを追加して、レポートで確認できるような内容を記載しました。
記事を書いて、気づきましたが、今このタイミング(2022年7月10日)で、この記事の内容は有料レベルだと思いました。
せっかく書いたので、公開します。
ぜひ活用してください。
それでは。