この記事は、以下のような人にオススメです。
- 特定ページ経由のアクセス数を知りたい人
- 特定ページの効果のを調べたい人
- UAの「ナビゲーション サマリー」という機能を知らない人など…
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
今回は特定ページ経由のアクセス数の調べ方についてお話します。
こういう経験はありますか?
上司から「作ったLPから商品Aへ行ったのは全体の何%調べてて」と言われ、どうすればよいかわからない。
優しい先輩がいたら教えてくれると思いますが・・・
これわかったら色んな事ができるかもしれません。
ぜひ、最後までご覧いただけますと幸いです。
目的整理(特定ページ経由のアクセスの割合)
さて、改めて状況を整理しましょう。
あなたが運営しているサイトに新しいLPができました。
このLPでは商品Aのことを紹介していて、商品Aの商品詳細ページへの導線を設置しました。
ただし、このLPは複数商品への導線もあり、
その中で、商品Aへたどり着いたアクセスはどれぐらいで、全体の何%があるかを調べたい。
よくやってしまうこと
まず、UAから話したいと思います。
正解の前に、みんなさんがよくやってしまうことを紹介します。
LPから商品Aへのアクセス数ですね。
①LPのページビュー数を取得する
②商品A詳細ページのページビュー数を取得する
そして、②÷①して、%を出せばよいですね。
ストレートで、考え方は間違えてはいないが、この方法で正解出せるのは、
商品Aへアクセスできる導線はLPだけでかつ、ページへ直接アクセスする数も除外して無視する場合です。
ただし、通常ECサイトではLPだけでなく、少なくとも、カテゴリページからのアクセスもあるし、
広告から直接商品ページへリンクすることも多いです。
そうすると、ほとんどの場合、②の数が①を上回ることもあり、どうしたらよいか迷走してしまいます。
UAでの調べ方
まず、UAから話したいと思います。
- 左メニューから「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」へアクセスします。
- 調べたいLPをクリックします。今回は例として"/women"というページを調べますので、ここのクリックします。
- ここがポイントで、セグメントの少し下に「ナビゲーション サマリー」ありますので、クリックします。
- するとこのように、このページを経由した「直前のページ」と「直後のページ」が並べられます。
全体に対しての%のありますので、一目瞭然です。
- データが欲しい方はいつもの場所でダウンロード可能です。
集計期間も自由に設定できるし、とっても便利な機能です。
GA4での調べ方
さて、GA4はどう調べればよいでしょうか?
2022年11月現時点で、GA4はこの「ナビゲーション サマリー」機能ほど便利な機能はありません。
ただし、似たようなことはできます。
そこは少しだけ話したいと思います。
- まずは「探索」へアクセスします。
- 「経路データ探索」をクリックします。
- デフォルトの設定が表示されますが、一度「最初からやり直す」をクリックします。
- 「始点」か「終点」を選べますが、今回はLPからの遷移先を調べたいので、「始点」をクリックします。
- この機能はまだパスで検索できないので、「ページ タイトルとスクリーン名」をクリックします。
- ページリストが出てきますので、目標ページを選択します。今回はブログのTOPページを選択しました。
- すると、このように期間中のデータが表示され、直後にどんなページアクセスしたかもわかるようになっています。
- 上記画像の数字、デフォルトでは「イベント数」になっています。
変更するには指標をドラッグアンドドロップして変更する必要があります。
例えば、下記のように「総ユーザー数」を値の方に変更すれば…
- データがユーザー単位で計算してくれます。
ちなみに、この機能はダウンロードするとエラーが発生します。(2022年11月現時点)
GA4の改善が期待します。
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おわりに
今のところ、GA4では「一応できなくはない」という状況です。
改善が期待されます。
今日も読んでいただきありがとうございます。
少しでも役に立てれば幸いです。
それでは。
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