この記事は、以下のような人にオススメです。
- IPターゲティングについて知りたい人
- GA4にIPアドレスを送信して集計したい人
- (ついでに)GTM経由でユーザープロパディをGA4へ送信する方法を知りたい人、など…
こんにちは!Webディレクターのオスカーです。
先日、コーポレートサイトにもGA4を導入すべきという記事を書きました。「契約が増える」と話しましたが、具体的にGA4をどう使えば契約に繋ぐか?読者は思うかもしれません。今日はその一例を話したいと思います。
設定方法、PHPのサンプルまでお話ししますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
IPターゲティングとは
IPターゲティング(IP targeting)は、インサイドセールスの手法の一つで、特定のIPアドレスに基づいてユーザーをターゲットする方法です。
IPアドレスは、インターネットに接続された時に割り当てられていますので、ネットワークなどの情報を確認することができます。
IPターゲティングは、ユーザーが利用しているネットワークの都市や地域を特定することも可能ですが、最近ではVPNを使うことも一般的に知られているので、IPで特定できた都市や地域情報の正確性がだいぶ薄れてきましたが、重要なのは、地域情報ではなく、ネットワーク情報です。
IPアドレスで会社を特定できる理由
IPアドレスがあれば、どんな会社からアクセスがあったのか特定できるケースが多いです。それは会社が固定IPを申請するからです。一般ユーザーと違い、会社は固定IPを申請することが多いですが、なぜかというと…
会社のファイルサーバーを社外から遮断したいからです。
上記のことから、さらに以下の理由が派生しています。
- 本社と支社をつなぐ必要があった
- 社外から社内のPCへアクセス必要があった
ほかには、会社が購入したSaaSのライセンスを利用するのに、会社IPからのアクセスのみに制限するケースも挙げられます。近年、テレワーク、在宅勤務、リモートワークが増えたので、社内ネットワーク構築も必要がありました。
取得したIPでネットワークを特定する方法
会社が固定IPを申請する際、一定の情報をWHOISで提供する必要があります。
※ドメインに発生するトラブルがあった時に、直接本人同士が解決できるようにするためです。
登録した情報はWHOISサーバーに保存され、WHOISサーバーに照会を行うことで、一定の登録内容を確認することができます。
WHOIS検索ツールは検索すれば色々出てきます。
- https://tech-unlimited.com/whois.html
- https://www.cman.jp/network/support/ip.html
- https://www.onamae.com/service/whois/
もし、今会社にいる、またはVPNで会社につながっている場合、一度ご自身のGlobal IPをもって照会してみてください。固定IPが申請されている場合、会社名を確認できると思います。
ご自身のGlobal IPは以下にて確認することができます。
- https://whatismyipaddress.com/ja/index
GA4を用いたIPターゲティング
IPターゲティングという手法を紹介しました。
これから本題に入って、IPターゲティングでどのようにGA4を活用できるかを説明します。
そのためには、
「IPを取得」→「GTMへ送る」→「GTMで受け取る」→「GA4へ送る」→「GA4で受け取る」→「GA4で集計する」
というステップが必要になります。
ここから有料コンテンツ
こちらからご購入いただけます。
成果物イメージ:
GA4:GoogleアナリティクスでIPターゲティング|GA4を用いたインサイドセールス手法、あなたに興味をもつ企業様を見つけ出す
おわりに
IPターゲティングについて話しました。
繰り返しますが、IPターゲティング、コーポレートサイト用です。
今日も読んでいただきありがとうございます。
少しでも役に立てればと思います。
引き続き【オスカーの学習帳】をご覧いただけますと幸いです。
それでは。
コメント